2017/5/17

ベンジャミン・フリス ピアノリサイタル 2/16 広島
ベンジャミン・フリス ピアノリサイタル 2/16 広島

ベンジャミン・フリス ピアノリサイタル 2/16 広島

幻の名ピアニストによるリサイタル
欧州の音楽ファンも羨望の公演が広島で実現!

リーズ国際コンクールを創設した英国の偉大なピアニズ厶を継承する伝説の名教師 ファニー.ウォーターマンに師事。イギリス若手ピアニストの登竜門とされているダドリー・コンクールに若干14歳で優勝、次は反対に1986年ブゾー二国際コンクール第2位(1位なし)、1989年ルービンシュタイン国際コンクールに同じく年齢制限ギリギリで挑戦し1位に輝く。コンクール後ベートーヴェンのディアベリ変奏曲の録音を始め彼のCD5枚もグラモフォン・ベストCDガイドに選ばれ、シュ-マンのダヴィッド同盟舞曲集のCDはBBCラジオの“BUILDING ALIBRARY”の殿堂入り。
CDで注目を集めたフリスであったが突然、室内楽に特化すると宣言し現在に至るも、メンデルスゾーン、ジョン・フィールドのノクターンと協奏曲全曲、スカルラッティのソナタ等、ソロの録音はナクソス、ASVなど多数。室内楽の演奏会ではウィグモアホールの常連であり、シェフィールド、ハロゲー卜、ボルツァーノ、パサデナなどの音楽祭にも切れ目無く出演し続けている。
ズービン・メータやヴァーシャーリ・夕マーシュなどの指揮者との共演があるほか、ベルリン交響楽団、イスラエル交響楽団、BBC交響楽団、バーミンガム交響楽団、ポーランド国立交響楽団などと共演しキャリアを重ねて来た。一本筋の通った、地味だがぶれることのない燻し銀のような演奏。60歳にして初来日。

出演

ピアノ:ベンジャミン・フリス

曲目

スカルラッティ:ソナタK426、K461
フィールド:夜想曲第2番ハ短調
フィールド:夜想曲第4番イ長調
ショパン:ポロネーズ第8番ニ短調 作品71-1
ショパン:夜想曲第5番嬰ヘ長調 作品15-1
ショパン:舟歌
ブゾーニ:カルメン幻想曲
ベートーヴェン:ソナタ第15番ニ長調「田園」

日時と会場

日時:2018年2月16日 (金)
開場:18時15分  開演:18時45分

会場:純音楽茶房 ムシカ
広島市南区西蟹屋2丁目2―11
電話:082-506-2255
https://ongakusabohmusica.jimdo.com/

料金

一般

全席自由席 ¥3,400(当日券:¥4,000)
   

特割チケット情報

[先得]ニコニコチケット:¥2,525(枚数限定)
[15歳以下限定] IKOチケット:¥1,500(枚数限定)

申し込み・問い合わせ

【電話】080-9990-6397

今後のリサイタル予定

2月17日(土):広島 安佐北区 (坂井原調事務所工房)
※ベンジャミン・フリスのピアノ・サロン・コンサート 明子さんのピアノによる。もう一台はイエルク・デームス元所有の1900年代初期のベヒシュタインを使用。
2月18日(日):掛川 茶の蔵かねも(GALA工房)

広大なレパートリーに反比例しない解釈の深さに驚愕
~使い込んだバーバリーのトレンチコートのような、深く奥行きある味わい~

ベートーヴェンの頃からもう、英国はピアノ先進国だった。かの楽聖もわざわざロンドンのブロードウッドが造ったピアノをウィーンに取り寄せ、パリでは英国製ピアノを続々輸入、ロシアでもクレメンティやフィールドが英国発のピアノ文化を根づかせ、そうやってヨーロッパがピアノというものを知ってきたのが19世紀。かたや島国だからこその距離感で、大陸の美術や音楽と客観的に接しながら、どの国の文化もすべてバランスよく、かつ貪欲に味わってきたのも英国人たちだった。
そのピアノ大国・英国にあって、ロンドンの伝説的名教師マセイ(1858-1945)の系譜に連なるファニー・ウォーターマンの教えを受けたベンジャミン・フリスが織りなすステージの魅力は、何より選曲の妙にあらわれている。ショパンに先んじて夜想曲を続々書いたフィールドを軸に、18世紀のスカルラッティから近代人ブゾーニまで、ブレのない物語。膨大な数にのぼる彼の録音物を個々に聴いていたのではわからない、英国ならではの「さりげない洗練」に触れられる彼のリサイタルは、主催者たちの熱心な誘いにもかかわらず、英国でさえめったに実現しない。
かつてクリスティズやサザビーズなどの世界的美術オークションを養ってきた、趣味よく調えられてきた英国人たちの美術コレクションのように、鍵盤音楽史の流れに連なる逸品をバランスよく味わえる、そんな音楽の場 ― 千載一遇の機会が、ここに到来する。

被爆後の広島で人々は音楽に勇気を与えられ、再び立ち上がった。それは焼け野原の中で、このムシカの蓄音機から流れる第九から始まったのであった。

被爆翌年の雪舞う大みそか、広島市の音楽喫茶「ムシカ」の蓄音機から流れるベートーベンの「交響曲第九番」に、店内に入りきれないほどの人たちが集まった。店主の梁川(やながわ)義雄さんが、闇市で貴重な米と換えたレコード7枚の音色に、いてつく窓に耳をあて、漏れてくる「歓喜の歌」に市民は生きる勇気を得たと涙を流したという。
ヒロシマに勇気 音楽喫茶ムシカ「第九」伝説 ( 中国新聞2008年11月17日朝刊)
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=703

主催: M.C.S. YOUNG ARTISTS  www.mcsya.org

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